ですが、しかしなどの否定的な言葉は使わないようにしましょう。
電話が相手の顔が見えない分、感情が伝わりにくいと言われています。
といっても...と懸念する人もいるかもしれませんが、
相手を否定したつもりで話しているわけではないのに、誤解を招いてしまうこともあります。
電話では顔が見えないからこそ使わないほうがいい言葉があります。
それは「ですが」「しかし」「でも」などの否定の言葉です。
対面で話しているときよりも強く否定しているように聞こえてしまい、
なかには不快感を示す人もいます。
自分の意見を全面的に否定されているような気持ちになってしまう人もいるのです。
もしこれらの言葉が出てきてしまいそうなときは、
「さようでございますか」と相づちの言葉を入れると柔らかい印象になります。
日本語はちょっとした言い回しによっても聞こえ方が変わってしまいます。
否定したつもりがないのに、お客様には否定されていると感じてしまうこともあります。
何度も話したことのある相手だとか、新規のお客様などは一切関係ありません。
人によっても言葉の捉え方は違います。
例えば同じ言葉でも少し気持ちが落ち込んでいるときに聞くと、
辛いと感じることがあります。
否定を連想させる言葉は電話では使わないようにしましょう。