話には抑揚をつけて、内容をスムーズに理解できるようにしましょう。
電話でお客様とお話をするときに「抑揚」をつけたほうが
相手にもお話が伝わりやすくなるといわれています。
でも、日頃の会話のなかで抑揚をつけて話す機会が少ないと、
どうしたらいいのか困ってしまうこともあると思います。
何も意識しないと一本調子のまま話をしてしまうこともあり、
話の内容が利き手にしっかりと伝わらなくなってしまいます。
抑揚をつけて話をすると、利き手側が想像を膨らませながら話を聴くことができるので、
内容をよりスムーズに理解できるようになります。
抑揚をつけるときにイメージするのはテレビのアナウンサーさんというと
わかりやすいかもしれません。
アナウンサーさんのお話は聞き取りやすく、
なんていったのか聞き返すことはまずありませんよね。
日本語の抑揚のつけかたのポイントとして「声の高さ」や「スピード」を意識します。
話の内容によって声の高さを変えるだけでも、
会話全体に抑揚がつき話している内容のイメージも変わります。
冒頭の言葉は高い声から入り、句読点にむけて少しずつ声を低くしていくイメージです。
文章のなかに山ができる分、スムーズな話し方になるといえます。
話すスピードについても、相手と同じスピードを意識して
特に伝えたいことは少し遅めに話すと相手に伝わりやすくなりますよ。