電話では声に抑揚をつけて話すように意識したいです。
電話でお客様とお話をするときに抑揚を意識して話すようにしておりますでしょうか?
自分ではできているつもりでいても、実際に録音した音声を聞くと
話に抑揚がなかった、なんてことはめずらしくありません。
私も今まで抑揚を正しく使えた話し方ができていると思っていましたが、
上司に指摘されるまで気が付きませんでした。
抑揚には「昇調」「降調」「平調」「波調」の4種類がありますが、
電話ではすべて使う必要はありません。
電話での会話で使用する抑揚は、
語尾を上げて疑問系のときに使用する「昇調」と、
あえて語尾を下げて疑問系以外のものに使う「降調」の2種類です。
「平調」は不特定多数に呼びかけることに使い、
「波調」は女性の日常会話で使います。
抑揚のない、一定の口調の話し方をしてしまうと、
事務的な電話といった印象を受けます。
電話はお客様と直接お会いしたことがないケースが多いと思います。
相手の顔が見えないからこそ、伝え方1つで
電話の印象、イコール、会社の印象が決まってしまうのです。
電話口の相手の顔を想像しながら、
声に抑揚や感情を込めるようにすると電話の質が上がります。
ただし不自然に語尾を伸ばしたりしないなど、
話し方には十分に注意するようにしたいと思います。