あの番組は上手い言い回しをするなあ
外来種は野生に放たれてしまうと、大半は環境に適応できずに残念なことになってしまうのですが
環境があってしまうと、本来の天敵がいないことで大繁殖してしまいます。
最近、カミツキガメとかブルーギルとかアリゲーターガーなどの外来種が
在来種を襲って食い荒らすことで問題になっています。
ついには「捕まえて食べてしまおう」なるテレビ企画もありますが、
食材の臭い消しなどに料理人の皆様が試行錯誤しているのをみると
もうちょっと商品化には時間がかかるかもしれません。
和歌山のほうでアフリカツメガエルという外来種のカエルが大繁殖しているようです。
ペットとしての需要のほかに大型の熱帯魚の餌、あるいは実験用としても
需要があるので養殖業者も国内にあります。
どこからどう野生に放たれたのか、あるいは逃げてしまったものが
繁殖して、水生昆虫などを必要以上に食べてしまっているのだそうです。
外来種の厄介なところはそれだけでなく、似たような在来種のものと交雑してしまい、
全く別の新種が生まれてしまうという現象も発生しています。
カエル、カエルかあ・・お肉にするとあっさりとしておいしいとは聞きますが
野生で繁殖しているのを捕まえて何とかするのも急務ですが、やはり生き物を飼う以上は
最後まで面倒を見るのも飼い主としての義務ですよね。
ペットを飼っている方は十分に気をつけているとは思いますが、
ここまでくると外来種そのものの販売を規制しないといけないのかもしれません。
「罪は無いけど厄介者」とはあの番組は上手い言い回しだなあと思っています。
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