そういえばメダカやサルでも問題になっていたような

近年が外来種が問題になっています。
南房総のような田舎も他人事ではなく、
最近はイノシシと一緒に、キョンという動物が畑を荒らしに出没しているそうです。
この動物、南房総どころか日本にもいなかった動物で、廃園になった動物園から
逃げ出して野生化したのではないかと言われています。
また、こういった外来種が在来種と交わって交雑種となってしまい、固有の種の遺伝子を
書き換えてしまうと言う事で、これまた頭が痛い問題となっているようです。

天然記念物であるオオサンショウウオですが、近年は中国からきた
チュウゴクオオサンショウウオとの交雑が問題になっています。

どうして交雑種などがでてきてしまったかというと
中国と国交を再開したさい、いくつかの動物を食用として
輸入しましたが、殆どの動物が食用に適さないということで
放流され、あるいは逃げ出して野生化して、在来種と
交雑してしまった、とのことです。

オオサンショウウオを保護している施設ではDNA鑑定をして
これからどうするのか考えたいといっていますが
交雑種の場合、生態が在来種と変わっている事も多く
最悪処分をすると言う事になってもどうすればいいかと
保護施設は頭を悩ませているそうです。

大きな河川には外来種がかならずといっていいほど
住み着いているとも言われていますし
これからは外来種だけでなく交雑種も問題になってくるのですね。
その事も踏まえてペットを飼育するときは気をつけたいものです。


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