ところ変われば団子もかわる

さて、昨日は十五夜で中秋で月見の日、でしたが
千葉県は全国的に雨模様で月を見ることが出来ませんでした。

お月見はそのとおり、月を見ながら団子を食べる行事です。
さて、このお月見ですが実は地方によって月見団子が違うというのは
ご存知でしょうか？

たとえばイラストなどで見る一般的な月見団子は白くて小さくて丸い形のものですが
これが静岡県のほうにいくと、真ん中がへこんだ平べったいものになり
愛知県に行くと丸いものが細長い三色のものになり、さらに西に行くと
今度はあんこを巻いて登場、香川県ではそれを串でとおしたかたちとなり、
沖縄県では豆をまぶして登場、となんとも個性的なものになります。
一方、関東から北に行くと団子ではなく饅頭になるのだそうです。
なんでもお月見という行事自体がマイナーなんだそうで
月見饅頭を開くと黄色い餡が入っているそうです。

お正月の雑煮が丁度滋賀県あたりを境に大体、角餅・醤油仕立てと
丸餅・味噌仕立てに分かれるようにある程度は似るのではないかなと思っていましたが
ここまで違うものになるとは思っていませんでした。

県によっていろいろ違うのもありますがその県でも地方によって
違うところもたくさんありますので、興味がありましたら
調べてみてはいかがでしょうか？