土用の丑の日がなくなるかもしれません。
昨日、鉄腕DASHで多摩川のウナギ釣りで
ハブだろうがサメだろうが手づかみするタレントさんが
ぬるぬる動くウナギに対して悲鳴をあげていたり、
関西出身のリーダーが腹からウナギをおろそうとして
それを指摘されてあわてて背から開いたりといった文化の違いがあったりして
相変わらずバラエティじゃなくて教養番組だなあと思ったりしていたのですが
こういった風景も見られなくなっていくんだな、と思いました。
うなぎは江戸時代からたべられてきたお魚です。
反面として稚魚時代の自然界での生態がほとんど知られていないことでも有名です。
養殖も自然界での稚魚を育てて使っているものです。
近年では乱獲や気象の変化などで稚魚の漁獲量が激減したことで、
原価は跳ね上がっており、海洋研究所などで卵からのウナギの
完全養殖などを目指していますがコストの問題でいまだ実用化には
いたっておらず、絶滅の危機も示唆されておりましたが
ついに先日、ニホンウナギが絶滅危惧種として指定されることになってしまいました。
しかも一番危険度の高いレッドリストということで、
2年後には規制が始まります。
これがどういうことかというと、うなぎが食べられなくなるかも知れない、ということに
なります。この背景には先ほどのように稚魚の乱獲や天候の変化がありますが
ファストフード店やチェーン店などでうなぎが安く提供・販売されたことで
消費が跳ね上がったことも一因にあります。
ここ数年はウナギ屋が原価が跳ね上がったことで店じまいをするところも
ありましたので、これはいい加減まずいかなあ、とおもった矢先の出来事です。
今後は環境保護のためにウナギの流通量が確実に減るでしょう
いずれ、ウナギの蒲焼は別の種類のウナギになるのかもしれませんね。
そうならないために、今のうちにちょっといいウナギを食べてみましょうか。
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