いつか報道されるとは思いましたが

3Dプリンタという特殊な樹脂を使って模型を作り上げていくプリンタがあります。
もともとは医療や建築の分野で、立体的な模型を作ることと目的につくられたもので
昨年あたりから一般家庭用のものも販売されています。

先日、初めてそのプリンタが店頭でデモンストレーションをしていたのと、
実際に作ったというチェスの駒の模型を見て、よく出来ているなあと
思っていました。

ただ、3Dプリンタは最低限、CADや3Dのモデリングに関する知識は必要ですが
3Dデータさえあれば銃などの武器も作れるという事で
一般発売された当初から色々と懸念をされていましたが、ついに
3Dプリンタを使って銃を作ったという男性が逮捕されました。
作られた銃については実際に殺傷能力があったそうです。

3Dプリンタは図面のデータさえあれば強度とか細かいところはともかく
外見はそっくりに作ることが可能ですので
いつか面白半分でやる人は出てくるとは思っていましたが
思ったより早かったなあ、というのが正直な感想です。
このこと事態に関してはそこまで驚いているわけではないのですが

それ以上に、3Dプリンタで
ちゃんと機能することが出来るものを作成できたというのが驚きです。
そのうち、空港のチェックでプラスチックの探知をしなければいけない時代が
くるのでしょうか。

技術が発展すればするほど、その技術を悪用する人というのも出てくるものです。
日本のコピー機ではお札がコピーできないようにプロテクトもかかっていますし
いつか、3Dプリンタにも所持や使用に関しての登録などの規制も出てくるでしょう。

なんにせよ、立体的にものが作れるという事自体はすごい技術だとおもいますので
あまり厳しい規制とか掛けられないようにしたいものです。

----電話代行なら株式会社シンフォネット------