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株式会社シンフォネットTop>>なかなか疲れが取れないときは病院へ行ってみましょう。

なかなか疲れが取れないときは病院へ行ってみましょう。

人間は動いていれば疲れます。
たいていは食べて、十分に寝れば疲れが取れるのですが、年をとって体力が落ちたり
一定の箇所だけを酷使していたりすると、寝ても取れないことがあります。
また、いつまでも疲労が抜けなくて病院にいったら、
お医者さんが血相を変えて即入院を命じられた、
というケースも多々あります。

原因不明で、体も動かせない、日常生活に支障がでるくらいの疲労感を感じたり、
抑うつ症状が出たりすることを慢性疲労症候群といいます。
最悪、体が動かなくなるような脳障害も出るのですが。
血液検査でも精神病のテストでも特に異常が見当たらず、
原因がわからないので治療も困難であり、
さらにネーミングが悪かったのか、とてもつらい病気なのに
なかなか理解もされない病気です。

この病気ですが、大阪の理研が患者の脳内を調査したところ
広範囲で脳内に重い炎症が起きていることが確認が取れたそうで、
この脳内の炎症と病気が関連があるのかを今確認しているそうです。
そりゃ脳に炎症が起きていれば体も動かせなくなるよなあ、と思います。

今回のことで、慢性疲労症候群の認知が広まり、
語弊は悪いですが「原因不明の脳に炎症が起こる病気」となれば
世間はもっと深刻に捉えられると思います。
また、原因もきっちり証明できれば、治療法の確立も高くなるでしょう。
その頃には病気の名前も慢性疲労症候群ではなく○○脳炎みたいに
変わるのではないかとも思いますが。

抜けない疲労、というのはその裏に病気が隠れていることも多いです。
なんにしろ、なかなか疲れが取れない、寝ているのに眠い、
触っても痛くないけど変なしこりができた、というときは
早めに病院で総合的に見てもらうのがよいかと思います。

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