難病が治る可能性が出てきました。

パーキンソン病というのは脳に作用する物質のひとつ、
ドーパミンという物質を放出する細胞が減ることで
肉体のコントロールが出来なくなっていく病気です。
現状では症状を抑える薬はいくつかありますが根本的な治療には
まだいたっていない病気です。

現代には根幹的な治療法が無く、薬などによって進行や症状を抑える病気はたくさんあります。
また、いまだに腎臓や脳などいまだに仕組みがよく判ってない臓器も
存在しており、治療法が上手く確立できないものもあります。

京都大学ではサルのips細胞をつかってこのドーパミンを作る細胞を
大量に複製、パーキンソン病のサルに移植することで
効果を確認したと発表をいたしました。

実際に臨床実験や移植手術をするのはどう早くても再来年だということらしいですが、
このことで、難病をまた一つ克服できる手段が増えたということで
治療にも光明が見えたということでしょう。

こうやって、再生医療が確立していけば、
現在の医学では治療は不可能だといわれている病気や
それに苦しんでいる人たちにも希望が持てるようなニュースは
もっと大々的に報道してもいいと思います。

実際に治療法が確立され、認可されるのはおそらくあと5年以上は
先だと思われますが、現代の医学や医療機械はどんどん進歩しています。
こうやって百年後には治せない病気がないようになればよいですね。