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車を離れるときはエンジンを切ってから離れましょう

東上線で踏み切り待ちをしていた車が運転手が運転席を離れた際に
車が動きだして列車と衝突し、上下線ともに遅れが出る事故がありました。
警察では、運転手の女性が、きちんと車を止めていなかったとして
調査しています。

免許取得のときに教習所の授業で習ったかとは思いますが、
自家用車にはオートマ車とマニュアル車があり、オートマ車の特徴として
エンジンをかけていると、アクセルを踏んでいなくても車が動くという
クリープ現象があります。
オートマ車はマニュアル車と比べて運転が簡単であり、
また、少しですが教習所の料金も安くなるため
今はAT限定で自動車の免許を取る人も少なくありません。

じつはこのクリープ現象での事故は結構あるもので
例えば信号待ちをしているときにブレーキが足から離れてしまって
前の車に追突した、とか自動販売機でコーヒーを買うつもりで
車から離れたらそのまま動き出して路肩に激突した、というケースも
あります。
自動車メーカー側でも今回のような事故を防ぐためにいろいろと機能を
搭載していますが、最終的な判断は運転手である人間です。

また、ちょっと、のつもりで車から離れたらそのまま別の人に乗り込まれて
車を盗まれてしまったという事案も沢山ありますので、
ほんの数分、数十秒でも、一応、車から離れるときはエンジンは切っておきましょう。

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