食べるということは大事なことです。

がんというのは今は治らない病気ではありません、
しかし、がんの治療でつらいのは
手術後の抗がん剤や放射線による副作用やストレスです。

とくに抗がん剤は強力な薬であるため、
がん細胞以外の身体機能にも影響を及ぼし、
吐き気や口内炎、一時的な味覚障害など、つらい症状をもたらします。

と、そんなことは医療関係者の方々は百も承知で
日々、いかに患者さんに負担のない治療薬や治療法をと
研究をしていますが、日本の医療システム上、
新しい治療薬や治療法が認可され、保険適用されるまで
10年単位の時間がかかります。

そんな中、少しでも患者さんの負担を減らそうと
千葉県ではがん患者さん向けのレシピ集の販売が始まりました。
もともとセンター内の売店で販売していたそうですが、
多くのところで販売して欲しいという要望を受けて
医療材料の通販サイトであるメディカルスマイルや
千葉県の千葉県文書館でも販売を始めています。

レシピ集は全部で94ページで口の中が乾いているとき、
味覚障害が発生しているとき、などのパターンに分かれて
その時々の症状を緩和・予防できるように
工夫されているそうです。

ストレスの発散方法の一つに「おいしいものを食べてストレスを発散する」
という方法があるように、食べるということは大事なことです。
逆に、食べるということでストレスを無意識に解消しているケースもあります。

今の時代はネットや書店などで体の状態に合わせたレシピが
公開されていますので、興味がある人、晩御飯の献立に
困っている方は検索してみてはいかがでしょうか？

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