大体はいたちごっこです。

2011年7月よりテレビ放送が地上デジタルとなり、これによって
今までのテレビはチューナーなしでは使用できなくなりました。
これからのテレビはB-CASカードというカードを
テレビに差し込んで使う形になります。

このB-CASカードによって見られる放送が決まっていますが
昨今はこのカードのプログラムを解析し、制限などを解いてしまう
違法なカードが販売され、違法だと知らずに利用したり
違法だと知っていて利用した人たちが逮捕されています。

カードのデータが複数の人に解析されて、それがネット上で広まってしまい
ほんの少しの知識と好奇心と専用の機械があればできてしまうため
警察も頭を抱えている状態なのだそうです。

インターネットが普及し始めたときにもシェアソフトが不法に
料金を払わずに使える形でネット上に広まってしまい、
ソフトウェア開発会社が対応に四苦八苦し、今も苦慮しているのを考えると
まあ、だいたいこうなることは予想の範疇にはあったと思われます。
ついでに、このカードの事で示談金詐欺も出ているあたり、
そのプログラムを使っている人が多いのか？と邪推してしまう部分もあります。

仕事をしていると必ず1通はこのカード関連の迷惑メールが届くあたり
こういっては何ですが、需要があるんだなあと思ってしまいます。

個人的には、最近はテレビをニュースとスポーツ番組くらいしかみないのですが
それにしてもCMが多いなと感じます。特にスポーツ番組とか、CMあけで
逆転されているのを見るとげんなりします。

カードの問題もそうですが最近の不祥事とかCM過剰の件とか
最近はテレビを見ようという気さえなくなる構成の番組も多いので
テレビ番組に関る方々は一度ちょっと冷静になってほしいと思います。

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