技術は使う人しだいです。

皆さんも3Dプリンタはご存知だと思いますが説明をさせていただきますと
あらかじめモデリングした3Dデータを下に、特殊樹脂で立体的にサンプルを作成する技術です。

お値段はだいたい個人用のものですと6桁、業務用ですと8桁のお値段になるため、
まだまだ一般には届かないお値段です。
使用用途としてはたとえば新製品の立体的なモデルを作ったり、
医療現場でオペの説明をするのに使ったりと、より、リアルなサンプルの作成用として
開発された、はずです。

問題はこの「あらかじめモデリングした3Dデータ」の内容次第では
拳銃などの武器を作成できてしまうことで、
現に現状のプリンターでも銃の作成や銃弾の発射そのものは可能であること
発表されている上に、今度は成型に金属を使えば
複数回の発射に耐えることができると発表されてしまいました。
いつの間にか金属でも成型できるようになったのはよいのですが
逆に上記の「データとプリンターがあれば武器が作れる」という
危機感が現実味を帯びてきました。

さすがに使う技術はその人しだいですし、
いくらなんでもプリンターで成型したものがそのまま
利用できるようになるとは思いませんが、
昨今はその技術に人が振り回されている感が強いので
あらかじめ規制をしておいたほうがよいとは思うのですが、
日々、新しい技術が世の中ではどうなるか分からないものです。
願わくば正しいことだけに使われれば良いなあと思います。

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