何事も線引きが大切です。

テレビなどを見ているとチワワやクマノミなどペットブームが
ときおり巻き起こりますが野生のものを乱獲して絶滅危機になったり
その後に飼育しきれなくなったペットが捨てられて、
人間に害をなして問題になったりします。

一番有名なのはで観光客が餌付けをしてしまった結果、
車や地元のお土産店で強盗を働くようになってしまった日光の野性猿ですが
同じように猿の被害が相次いでおります。
それも筆者たちのような田舎ではなくビルが立ち並ぶ、都会の住宅地でです。

今年は猛暑と大雨の影響で山の中の食料が少なく、山から市街地に
おりてきた猿が、人を襲う案件が全国で発生しています。
また、その中にはペットの猿が逃げ出したり、捨てられたりしているケースも
増えているそうです。

猿の飼育は都道府県からの許可が要りますがやはり近年のペットブームで
変わった動物を飼いたいということでこっそり赤ちゃんの猿を飼って、
2年くらいしたら飼い切れずに捨ててしまうということでした。

猿やオランウータン、チンパンジーなどは従順なのは赤ちゃんや
子供のときだけで、大人になるにつれて凶暴性を増してゆきます。
たまにペットのチンパンジーに殺されたとか、重症を負わされた
という報道がありますが、それだけ危険な生き物でもあるのです。


実際、今年に入ってから全国で猿によって怪我をされた方は
急激に増えておりますので、
あまり食べ物は見えるように持ち歩かず、万が一猿にあってしまったら
目をあわさないようにして立ち去りましょう。

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