古い粉は捨てたほうが無難です。

最近、アレルギー関連でパンケーキシンドロームという症状を
よく聞きます。

パンケーキが好きで好きで仕方がないということではなくて
パンケーキを食べたら蕁麻疹などのアレルギー症状が
出てしまった現象です。

これは粉にアレルギー症状を起こしたわけではなく、
パンケーキなどに使った小麦粉、ホットケーキミックスなど
粉類に繁殖したダニが原因で
このダニが繁殖した粉で作った料理を口にすると
痒みなどのアレルギーを引き起こすことがあります。
つまりダニのアレルギーです。
ダニが原因のアレルゲンは熱に強いため、加熱してもアレルギーの
発現を止めることができません。

またこのダニ自体も半透明で非常に小さいため、
白い粉の中では目視ができないという非常に厄介なものです。
そのため、粉類は密閉容器に入れて冷蔵庫に保温して、
開封後はなるべく早く使いきることをおススメされております。
特にミックス粉はお菓子に使われるのもあってグラニュー糖なども
混ぜてあるため、ダニの繁殖が早くなります。
このダニはクリップや輪ゴムで留めていても
その隙間から入ってきて繁殖してしまうそうです。

私には粉そのものがダメになるイメージがあまりなかったので
こういった形で食べ物がダメになってしまう事を知ったのは
新鮮でした。

もし台所を探してみて、開封済の古い粉があったのならば
念のため捨ててしまったほうが良いでしょう。

食中毒は意外と夏から秋の涼しくなった時期におこりやすいので
皆さんも注意してみてください。

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