海外に行くときは予防接種をお忘れなく

犬を飼っているご家庭ならば当然知っていると思いますが、
犬には市町村への登録と年に一回、狂犬病の予防をする
ワクチンを打たなければならない義務があります。
また、海外に行くときは、渡航先によっては
狂犬病の予防接種を受けておくように通告があるかと思います。

これはこの狂犬病がいまだに世界で万単位の死者を出している病気であり、
予防法はあるものの治療法がなく、一度発症してしまえば、
致死率99.99%を記録する大変恐ろしい病気だからです。

詳しくは検索していただければ厚生省など、分かりやすく解説されている
サイトはいくつもあるので割愛させていただくとして、
とにかく大変怖い病気です。

日本では残念ながら、7年ほど前にワクチンを打たずに海外にご旅行され、
帰国後に狂犬病を発症されたケースが報告されています。

さて、何故こんなことを書くのかといいますと
この狂犬病、昨今、アジア内でどんどん増えております。
日本では今のところ発見はされておりませんが、
近年は色々なところから合法・非合法を問わず
様々なペットが輸入されていることと、
犬以外の哺乳類に対するワクチンの接種義務がないため
日本でも狂犬病のリスクが高まっております。

個人的に狂犬病の特集をやっていたときの資料映像が
とても怖かった記憶があるので、海外に行かざるを得ないときは
絶対にマラリアと狂犬病の予防接種だけはやっておこうと肝に銘じています。
狂犬病は犬だけではなく蝙蝠やアライグマも感染源になり、世界中で症例があります
文字通り命に関りますので、これから海外にいかれる方は
予防接種だけはきちんと接種しておきましょう。

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