複雑な気分です。

以前、皆さんもニュースになったのを知っているかと思いますが、
高名な画家が描いたフレスコ画を一般の人が修復したら
大変残念なことになってしまったことが話題になりました。
どこがどう残念になってしまったのかは
検索してみたほうが早いと思いますが、
とにもかくにも「どうしてこうなった」という感じです。

しかし、このことが世界中で話題になって
その絵を見てみようという人が殺到し、
無許可でグッズなども売られるようになり
ついに画家の個展まで開かれることになりました。
個展は計28展が公開されているそうです。
この方の得意な絵は風景画だそうで
展示されていた風景の絵はとても綺麗です。
本当にどうしてああなってしまったのか不思議です。

災い転じて、とはいいますが
文化財を駄目にしてしまったという意味では
個人的にはどうなんだろうなあ、とは思います。
でも町おこしになっていますし
地元の皆さんは感謝しているといっていますし
これはこれでいいのでしょうか？
あとこの残念な修復画の下にあるはずの本来の絵は
元には戻るのでしょうか？

そういえば別件ですが、ピカソやモネなど、
盗み出した名画、総額一億ユーロ（約130億円）を
容疑者の母親が怖くなって燃やしてしまったという事件もありました。
この件、確かまだ本当に燃やされてしまったのかそうでないのかが
分かっていないようですが、どうなったのでしょうか？

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