ついに完治する可能性があるそうです。
HIV(後天性ヒト免疫不全ウイルス)は
日本では血液製剤の薬害が有名ですが、
実は水面下で増え続けている病気です。
今のところヒトとそれに近い動物しか発症せず、
発展途上国では多くの人が罹患しているといわれています。
多くの国がワクチンや特効薬の開発を急いでおり
現在はとりあえず不活性化のワクチンや症状を抑える薬は
開発されているようですが完治は難しいようです。
そんな中、がん治療のために骨髄移植をしたHIV患者の
血液内のウイルスがいなくなったのを確認したそうです。
これは世紀の大発見で、HIVの完治のきっかけになるのではと
世界中で注目されています。
しかし大前提として骨髄移植そのものが最終手段であり、
決して成功率が高くないこと、
移植する患者はもちろん、ドナーにも身体の負担が大きいこと、
適合するドナーが何万人に1人、もしかしたらそれ以下の可能性が
あることなどがあげられます。
いつの日か、なるべく負担の少ない方法で
治療できればよいのですが。まだまだその日は遠いようです。
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