磯遊びは素手でしないようにしましょう。
本日はとてもそんな天気ではありませんが、だんだんと暑くなり
海開きの時期も着々と近づいてきています。
が、関東ではちょっと聞き捨てならないニュースが入ってきました。
ヒョウモンダコというタコが千葉県、神奈川県に見つかったそうです。
このタコ、本来は九州などもっと南のほうに棲息しているはずなのですが
近年の海水温上昇でこちらに流れてきてしまったそうで、
噛まれると死んでしまう恐れもある猛毒を持っています。
しかもこの猛毒はフグなどが持っている毒と同じ種類で
効果的な解毒剤がありません。
また、本来の生息地であるオーストラリアでは
実際に彼らに噛まれた死亡例もあります。
しかも恐ろしいことに彼らに噛まれたとしても痛みを感じないのだとか。
外見は褐色で小さなタコですが攻撃を受けると体が黄色になり、
体に蛍光色で青い模様が浮かび上がり、まさしくヒョウになります。
幸いにもあまり動きがすばやくないようなので
変わったタコを見つけても絶対に近づかないようにしてください。
ヒョウモンダコは海底の岩、さんご礁などに擬態する力もあるそうなので
うっかり触ってしまったり、足で踏んでしまわないよう、
素手、素足で磯遊びはしないようにしてください。
もちろん、捕まえて食べたりもしないでください。
何回もいいますがこのタコの持っている毒はフグと同種のものです。
詳しくは「ヒョウモンダコ」で検索をしてみると
これでもかというくらい「危険生物」「触ってはいけません」「猛毒」と
観光協会やダイバーさんが自身のHPやブログで警告してくださっています。
フグと同種の毒をもつ海洋生物はじつはたくさんいます。
もちろん、違う種類の毒を持っている生物も、毒はなくとも噛んだり、
刺したりする生き物もいますので
海に遊びに行くときは十分に気をつけてください。
近年は環境の変化により、本来はそこに棲息していないはずの
生き物がやってくることもあります。
海に遊びに行くときは一度、この手の危険生物の情報は
目を通しておいたほうがいいでしょう。
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