アトピーの方が汗で炎症を起こしてしまう理由が分かったそうです
アトピー性の皮膚炎という言葉を聞いたことがある方、
実際に症状で悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
私自身は、幸せなことにアレルギーといえば花粉症くらいで、
大きなアレルギーなどは起こしたことはありませんが、小さい頃には
友人など身近なところにアトピー性の皮膚炎などで悩んでいる人を
多く見てきました。
掻いてはいけない、とは分かっていてもやはりアトピー性皮膚炎の
患者さんにとってはとても痒いようで、体中を掻いてしまっているのを
見て辛そうだなと思った記憶があります。
そんなアトピー性の皮膚炎の患者さんについて、汗をかいた際に炎症が
起きてしまう原因が判明したと発表されたそうです。
この発表をしたのは広島大大学院の秀道広教授らの研究グループだそうで、
今月6日に、発表したそうです。
その発表によると、アトピー性皮膚炎の患者さんが汗をかいたときに
炎症を起こしてしまうのは、人間の皮膚に存在するというカビが作り出す
たんぱく質が原因なのだそうです。
このカビは「マラチセアグロボーザ」というものだそうで、作り出された
たんぱく質が汗に溶け込んで体内に入り込んでしまうことで、アレルギー
反応を起こしてしまうのだといいます。
このカビは健康な人間の皮膚にも存在するそうで、作り出されたたんぱく質は
ごく微量でもアレルギー反応を引き起こしてしまうのだといいます。
秀教授は「今後、たんぱく質だけを取り除く製品などを開発することで
患者のアトピー性皮膚炎を和らげることが期待できる」と話しているそうです。
少しでも早く、アレルギー反応が和らぐ薬などが開発されると良いなと思います。
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