電車の中で眠ってしまうのには理由があるそうです

気温も上がり暖かい日が多くなってきましたが、暖かくなると
つい眠たくなってしまう、という方も多いのではないでしょうか。
自宅でちょっと時間ができてぼんやりしているとき、出かけた際に
電車で少し移動時間が長くなったときなど、私もついうとうとしてしまいます。
通勤・通学で電車を利用されている方の中にも、一度は眠ってしまった経験が
ある方もいらっしゃるのではと思います。

先日読んだ新聞の記事で、電車の中で眠くなってしまう理由について
紹介されていたのでご紹介したいと思います。

その記事によると眠くなってしまう理由としては、やはり慢性的な
睡眠不足もあるそうなのですが、電車独特の「ガタン、ゴトン」という
単調な振動音が一番の元凶なのだといいます。

というのも、人間の脳は単調で周期的な振動に反応するように
できているからなのだそうです。例えば、赤ちゃんや小さい子を泣き止ませたり
寝かしつけたりするときに背中などを軽く叩くことがありますが、
その単調なリズムが電車の振動と同じような効果を発揮するのだといいます。
そして、このリズムには「ゆらぎ」との共通点があるのだとか。

「ゆらぎ」とは小川のせせらぎや木の葉のさざめきなどのリズムのことを
指すそうで、心に安らぎをもたらすため眠気を誘ってしまうのだそうです。
つまり、人間は電車の振動にも癒され精神も安定する、ということのようです。

ちなみに、電車が走っている国は世界各地にたくさんありますが、電車の中で
一番眠るのは日本人なのだそうです。
乗り過ごしてしまうという危険はありますが、それだけ安心して眠れるのも
治安が良く平和だということの表れなのかも知れません。

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