カラスの仕業でした
カラスと聞くと、皆様はどんなことを思い浮かべるでしょうか。
金属などの光るものが好き、頭が良い、ごみが散らかされてしまうなど
あまり良いイメージを持っていない方も多いのではないでしょうか。
ふと見上げた電線に、真っ黒なカラスがたくさん止まっていたら
そこにいるだけでも威圧感はあると思います。
そんな厄介者扱いされることも多いカラスですが、最近ではそのトラブルも
より多くなってしまっているようです。
ニュースなどで見かけた方もいらっしゃるかと思いますが、先月24日
午前に京阪本線などで停電が起きてしまったそうです。日曜日だったこともあり
観光客など約12万人もの方が足止めされてしまったといいます。なんと、
この停電の原因がカラスの巣だったのだそうです。
寝屋川市から萱島間の線路の上の方にある鉄柱、約12メートルの高さにできた
巣から材料に使われていた鉄製のハンガーが落ちてしまい、架線に引っかかって
ショートを起こしてしまったことが原因だったそうです。
それ以外にも今月4日に別の路線で線路上に置石があり、上下合わせて計4本が
運休となってしまい約7000人に影響したといわれています。この現場が見つかったのは
人の立ち入りが難しい高架区間だったため、容疑者がカラスに絞られているようです。
カラスの巣作りや置き石を防ぐため、カラスの悲鳴に似た電子音を流す装置を
設置したり、影響がありそうな場所の巣を取り除くなど対策を進めているそうですが
電子音も慣れられてしまえば効果が薄れてしまうため、複数の対策を組み合わせたり
する必要があるようです。
悪気がないのは分かっていても、やはり何かしらの影響が出てしまうのは困りものですね。
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