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迷子だったようです

スウェーデンの東部にある森の中で、散歩中だった
人から、地元の警察へ少し変わった保護の依頼の電話が
入ったそうです。

それは、「森を散歩中にアザラシの子を見つけた」という
ものだったそうで、電話を受けたヘンリク・ペダーソンさんは
「最初はふざけているのかと思った」と、取材に対して
語ったといいます。

子アザラシは、一番近い海から約6キロも離れた場所で発見
されたため、どのようにたどり着いたのか、と話題になって
いるそうです。

警察から子アザラシの保護を依頼された猟師のロバート・サン
デフォーズさんによると、雪面に残った跡から見て、おそらく
子アザラシは自力で森までたどり着いたのだろう、と語ったそうです。

それに加えて、警察によると子アザラシは海氷の上を約3キロ、
森の中を約3キロ這ってきたのではないかといいます。

アザラシ、といえば海にいるのが当たり前、というイメージが
あるのですが雪が積もっていたらしいとはいえ、森の中まで
這って来てしまったことには驚きました。

どうやらこのアザラシは目的があって来てしまったのではなく、
母親とはぐれてしまったために道に迷ってしまい、進む方向を
間違えてしまった、いわゆる迷子だったようです。

その後、保護された子アザラシは近くのダール川という川に
運ばれて放され、泳ぎ去って行ったといいます。

海からは6キロといいますが、はぐれてしまっているのであれば
母親がもっと遠くへ行ってしまっている可能性もあります。
迷子の子アザラシが、ちゃんと母親と会えていると良いなと思いました。

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