アルジェリア人質事件
アルジェリアで日本人が人質になった事件は毎日大きく報道されています。
今朝のニュースでは遺族が泣きながらインタビューに応じていました。
こういった遺族の方のお話を聞くと人の命の重さや罪のない大切な人が亡くなった
のだと改めて思い知らされます。
その遺族とは亡くなった方の弟にあたるのですが、涙を流しながら
毎日連絡を待っていたと言っていました。
どんな気持ちで連絡を待っていたのかと想像するだけで胸が痛くなります。
そんな時に、衝撃的な情報が入りました。
同国治安当局がガス田施設の日揮の調理場で働く2名の従業員から事情聴取を
行っていると報じられています。
犯行グループのイスラム武装勢力に加担していた疑いがあるそうです。
そしてさらに武装勢力は「作戦は90パーセント成功した」と述べておりさらには
「われわれは800人の兵員に守られている施設をわずか40人で襲撃することが
できた」とも言っています。
今回のテロ事件はフランス政府とアルジェリア政府との問題でもあり
亡くなった方達はまったく関係がないのにと考えると許せません。
事件翌日司令官側が北西アフリカ地域の有力者を通じて
フランス政府と交渉を試みた事を明らかにし、フランス側は交渉すべき相手は
アルジェリア政府だとし応じなかったそうです。
そしてフランスでもテロ警戒が強まっており、エッフェル塔の近くでは
兵士が見回っていました。
早く平和な国に戻るといいなと願うばかりです。
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