アルジェリア
アルジェリア東部イネメナスの天然ガス関連施設での
イスラム武装勢力による銃撃事件で日本人男性が1名身柄が
確保されました。
人質になってから脱出するまでの一部始終が新聞やテレビの
ニュースで流れていましたが、死と隣り合わせの恐ろしい事実を
伝えていました。
スタッフ2名と会話をした直後そのスタッフは射殺され、
男性も死を覚悟したそうです。
男性は武装勢力が運転する車にフィリピン人スタッフと一緒に乗せられ
外には射殺されたスタッフが屋外に横っており、車はプラントへと
出発しました。
その途中に前方から銃撃をうけフロントガラスを突き破り、
車のあちこちに銃弾が散乱したそうです。
武装勢力は車を捨てて逃げたため、男性はトラックの下で数時間銃撃戦が
終わるのをじっと身をひそめて待っていたと書かれていました。
そして暗くなるのを待ち、安全な道を探すために遠回りをして砂漠をあるき
アルジェリア軍に合流したそうです。
しかし、まだ、ほかの人質の安否はわかっておらず無事であってほしい
と願わずにはいられません。
現地報道では軍が最後の攻撃を行ったと伝えられています。
これを受けて武装勢力は人質7人を殺害し、ガスプラントの1部を
炎上させたといわれています。
様々な憶測で報道が散乱しており、事実がいまいちつかめずにいます。
イギリス側では、今回の件で、航空機による日本人の輸送協力を申し出て
います。
攻撃したり人質をとったり仕返しなどの悪循環が止まりますように。
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