また行こうと思ったお花屋さん
また行こうと思ったお花屋さん
祖父が入院していた時にもう意識もほとんどなかったのですが、
せめてお花の匂いや明るい雰囲気を少しでも感じてもらえたらと思い
花屋に行きました。
花びらがあまりパラパラ落ちない方がいいなと考えていてお店の人に聞いたら
どこに飾るのかと聞かれ祖父が入院しているので
病室に飾ってあげたいと伝えました。
すると、「おじいちゃんきっと喜ぶよ」と
1本500円もするお花をサービスしてくれました。
サービスだけでなく言葉でも
「あなたがお花を持っていってあげたら元気になるから頑張るんだよ」
などたくさん励ましてもくれました。
そんな言葉を聞いているうちに店員さんの優しさに
胸がいっぱいになり涙が出ました。
まったくの他人なのにこんなに親切にしてくれる人もいるんだなと
嬉しくもありました。
そういった人の優しさに触れた時に自分も誰かに優しくしたくなります。
その連鎖が続けばきっと世界は平和になるのになと思います。
それから祖父は亡くなってしまいましたが、
たびたびそこの花屋にお花を買いに行きます。
店員さんはもう私の事など覚えていないだろうけどいつも
「待たせてごめんなさいね」と
親切な対応をしてくれます。
きっと根っからの性格なのかもしれませんが、
商売がうまくいくのは頭の良さだけではなく人柄ってすごく大事なのかもしれません。
弊社に入社してよく上司から聞く言葉は
「どんな人にも同じように丁寧な対応を」です。
その考え方が私はすごく好きです。
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