専門用語は社内だけ、お客様にはわかりやすくが鉄則
あなたの仕事は専門用語の多い仕事ですか?
業種によっては、ある程度の知識がないと理解できないような言葉が
社内では当たり前のように飛び交っている場合もあります。
でも電話のように初めて会話をする相手や、
自分が伝えたい事柄についてよく知らない相手に、専門用語を使って説明しようとすると、
本来伝えなくてはいけないことが伝わりにくくなってしまいます。
■専門用語は電話の相手には伝わりにくい
自分が何も知識を知らずに電話していると想定して、逆の立場で考えてみてはどうでしょうか。
電話で相手の顔が見えない分、話の内容が伝わりにくくなります。
自分にとっては当たり前の知識や用語だとしても、
それがお客様にとっては当たり前ではなく、理解するのに時間がかかってしまうのです。
そんな電話で商品の購入を決めたり、丁寧で親切な接客だと感じるはずがありません。
電話で話す内容は、誰にでも伝わりやすい内容でなければ意味がないのです。
専門用語は社内の人間同士が話す時に使えば十分ですし、
お客様には、簡素化した言葉よりも、一つ一つ丁寧に言葉を伝えた方が満足できる電話対応になります。
仕事に慣れてきた時にこそ、無意識のうちに専門用語を使ってしまいがちになるので、気を付けてくださいね。